亀頭増大術の失敗の危険性とリスク

男性器は先端がキノコの笠のように大きく開いたような形をしていると、立派に見える傾向があります。そしてその部分は性交渉において、パートナーを満足させられる部分でもあります。全体的に見ると真っ直ぐな棒状ですが、亀頭に向かう部分にある大きな凹凸が刺激となるわけです。

しかし人によっては亀頭部分が勃起しても比較的小さいことがあり、見た目や性交渉にマイナスの影響を与えます。そんな時は医療の力を借りて、亀頭増大術を受けるという選択肢があります。ただいくつかある亀頭増大術の中には、失敗するリスクが潜んでいます。

亀頭増大術とはどのようなものなのか

男性器は性的な刺激を受けると、身体から血液が集められると共に栓が閉まる仕組みで、固く大きくなります。しかし亀頭は勃起した状態であっても、根元とは異なり多少の弾力性を伴った柔らかさがあります。そのため亀頭増大術では、その弾力性を保ちながらサイズアップをすることになります。

その方法は注射器によって特定の成分を補充する形で、その成分はクリニックによって選ぶことができます。コラーゲンやヒアルロン酸といった成分であれば身体との相性も良く、より自然な仕上がりが期待できます。その代わりに身体がある程度その成分を吸収するため、施術直後と比べるとサイズダウンしたり、完全吸収によってほとんど元の大きさに戻るため、定期的に受ける必要があるものなど様々です。

中には身体とは全く馴染まない成分を使用することで、半永久的に持続できる方法もあります。それぞれ異なる特徴を持ち、もちろん料金も異なるので、自分に合ったものを選ぶ必要があります。クリニックによっては取り扱いがない場合もあるため、複数のところを候補にすると良いです。また男性器に行なう手術には切開してリング状のシリコンを埋め込むものがありますが、亀頭増大術とはまた異なる部分が主な対象です。

亀頭増大術の失敗例とは

亀頭増大術に起こり得るリスクのひとつは施術そのもののストレートな失敗です。亀頭増大術に限らず手術には付き物ですが、ダメージが大きいことも変わりありません。注射針を挿し込む位置がずれたり深く挿し込みすぎるなどで、成分が狙った部分とは別のところに注入されてしまいます。

そうなると亀頭のサイズが変わらない上に、主に茎の部分が膨らむ形になります。その形は間違えたポイント次第で様々ですが、大体がボコボコといびつに膨らんでいて、とても良い見た目とは言えません。

手術の失敗は簡単に見分けることができ早目の対処が可能ですが、期間を空けて失敗したことがわかる例もあります。男性器は大量の血液が流れるとと共に、尿を排出する機能を備えています。そして亀頭増大術が失敗していると、これらの液体の流れが阻害される危険性があります。血液が上手く流れないと栄養が性器まで運ばれず、不純物が排出できなくなります。尿だと膀胱まで影響が広がり、排尿障害といった問題に繋がりかねません。

また一度に大量の成分を注入した場合は、それらが注射した穴から逆流することもあります。このリスクは手術直後から潜んでいて、後になって勃起したタイミングで起こるかもしれません。

失敗してしまうとどうなるのか

亀頭増大術の失敗例はいくつも考えられますが、いずれの場合でもそのまま放置してはいけません。ポイントを間違えて注射してしまった場合は、もし注入場所が浅ければ皮膚が裂けて出血する危険性があります。

一番危険なのは男性器が注入物に圧迫されている状態で、血液の循環が正しく機能しないと性器が壊死するかもしれません。そうなると勃起する機能が損なわれたり、最悪の場合は切断の必要性も出てきます。

漏れ出してしまった場合は様子を見ながら、必要であれば改めて注入するという方法もあります。しかしそれ以外だと再手術を行ない注入物を取り除かなければなりません。再手術は失敗したところとは別のクリニックに依頼した方が良いのでその分の費用がかかり、その分の請求といった手間もかかります。さらにクリニック側が失敗を認めずに、費用の請求ができない場合もないとは言い切れません。

また再手術を行なったとしても、注射器で注入するような成分を完全に取り去ることは難しいです。そのため最初に施術を受けるクリニックの技術力が最後まで影響してくるので、失敗する可能性が非常に低い、確かな技術を持ったところに依頼しなければなりません。

まとめ

亀頭増大術にはもちろん、大勢の人が受けるだけのメリットがあります。しかしその代償としてある程度のリスクが潜んでいるのも事実です。下手をすると一生勃起ができない状態になったり、壊死が広がって命に関わる問題に発展する危険性もあります。

そんなことになってしまうと、当然男性器は使えなくなります。亀頭増大術を受ける当初の、シルエットを立派にしたかったりパートナーを満足させたいといった希望とは全く逆の状態です。そうならないためにも、どうしても受けなければならないのかを慎重に考えながら、カウンセリングで入念に話を聞くなどでリスクを減らせるように努力しましょう。

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